H26年7月 第二種電気工事士技能試験

〜 平成26年7月26日 候補 No.4 実施 〜

2014年7月技能試験 平成26年度上期技能試験 実技試験のコツ 答え合わせ 解答例の写真


平成26年7月26日実施 第二種電気工事士技能試験 解答例と作業手順

【1】

 
今回の課題だった
候補No.4 の完成形
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試験開始前に表紙だけ読むことが
出来るので、ここで不要なプライヤーを
机の上から排除
 
【2】

 
試験問題
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

複線図 は、3ページ目の下半分の空間に書く
 
【3】
部品のチェックと電線加工 

支給された電線を切断する前に、
線種ごとの全長合計と支給電線の長さを比較する。
著しい差がある場合は
寸法取り間違いか、線種間違いの可能性がある。

 
【4】
 
 
 
ランプレセプタクルの接続 
 
VVFのシースは50mm程度、絶縁被覆を22mm程度残して
ペンチで曲げ残りを手で曲げる。
22mmが25mmほどになると、この被覆部分が、
レセプタクルのカバーをつけたときに干渉します。
角を1mm程度残して切断
 
HOZAN P-957で輪作り 

銅線が25mmでは、直径が大きくなり過ぎネジ頭の外に出るか、 先端部が巻き先にぶつかる。

 
【5】

スイッチ配線 

連用枠に2つ以上の部品が付く場合は
シース剥き代(しろ)は150mm程度
黒線(Live側)は90mmの渡り線を切り出す。

 
【6】
角型引っ掛けシーリング 

―割愛―

 
【7】
前加工終了 

ここまで出来れば後は10分以内に完成する。

 
【8】
 

 
 
結合 
 
左側の結合から行う
結合点の剥き代が大体揃っているか?が
リングスリーブの被せ作業に影響する。

シース剥き代100mm

被覆剥き代は20mm。圧着間違い時にやり直す余裕がある(被覆剥き代30mmでは圧着間違い時に短くなりすぎる) 

※写真は一度練習した電線から今回のために製作したので、多少短めになっています。

 
 
合格クリップで接続ごとにまとめて間違いが無いか確認する。
 
【9】

圧着する 
 
【10】
右側の結合 

右側は差込コネクターなので合格クリップを使わず
それぞれ差し込む。

 
【11】
 
 
完成 

表から見た写真 

 

 

 

 

裏から見た写真

終了

 
【12】

 P−957は万能工具、力加減するので大きな切断ミスを避けられる
 P−737は片手だけで圧着できる(お勧め工具)
 合格クリップは使わないほうが良い問題もある
 ラジオペンチは輪作りの整形用に。ネジ止めを緩めてこのペンチで修正する
 ニッパーは銅線を剥きすぎた場合(輪作り部も)カット用に
 電工ナイフは熟練が必要なので使用している人も少ない。被覆ビニールが乱れたときに手直し用ぐらいに使うかも

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