オイルヒータの故障 ヒーターがONできない
調査の結果、動作時間設定タイマーが原因と分かった
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故障状況
動作時間ダイヤルを設定して温度を最大設定にして ヒータースイッチをONにするが ONランプが点灯しない
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分解 表面パネルを外す
この装置の場合、制御部を開けるには、手前側の下のキャスターを外して、上部のシールはがしてネジを外す
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外した表面パネルの構造
温度設定:温度測定器は温度設定器はバイメタルの距離調整による非常に簡単な構造 注意:このカバーで囲われた空間の温度によって温度制御しているので、カバーを開放したままでは温度制御しない
Timer:このタイマーが故障でON接続しないので、ヒーターがONしない
傾き検出機構:オイルヒータ本体が傾けば垂直の振り子が傾いて回路接点を開き、通電が切れる機構
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タイマーの内部
通常時はONで、設定時間になるとOFFとなるはずだが、機械的な故障でずっと接点が開放されたまま(OFFの状態)。故障の原因は分からない
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タイマーの出力接点を使わないで強制短絡
これで動いたのでタイマーの故障が原因であると判明
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タイマーを破棄してブレーカーをつける
短絡を12Aブレーカーで代用。時間でのOFFはできなくなったが、温度制御は動作するので問題はない
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修理改造終了 カバー取り付け
オイルヒーターの故障:時限回路が機械式(モータータイマー)で構成されている部分の故障率は他の部分の故障原因より高いが、上記の改造で廃棄を免れることが出来る。電子式回路のオイルヒータの場合はメーカーへの修理依頼となり費用を考えると廃棄→新規購入となるでしょう
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機能追加 OFF Timerを外付け
Aliexpress 仕入 カウントダウンタイマー @724 120V 15A 60Hz:ボタンを一回押すごとに、切断までの時間が1時間毎に加算される(1時間ステップのタイマー )。但し60Hz仕様なので関東で使うと60/50 時間長くなるでしょう
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