INAXシャワートイレ【M1】をTOSHIBA【SCS-T260】に交換

 

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我が家の2Fのトイレ、便器・タンク一体型シャワートイレM1/L12が不調のため、洗浄便座部分を交換することにした
以前1Fにも同機種があり、それを交換したときの記録はこちら → INAXシャワートイレ【M1】を【CW-K41】に交換(2010年)

 

旧 INAX【M1】

新 TOSHIBA【SCS-T260】

交換にあたり最大の問題点は、旧【M1】の便器への取り付けネジの間隔が「240」であるのに、一般的な洗浄便座のネジの間隔が「140」であること
前回交換時はINAXで販売されていた「便座交換キット CWA-101A」が使用できたが、今は製造終了となって入手できなかった
そこでCWA-101Aと似た形状の板や部品を製作し、ネジ類も購入して準備することにした

<1>部品類の準備
溝のあるプラスチックの板が、洗浄便座TOSHIBA【SCS-T260】の取付プレート
中寄りの2本の溝は「140」間隔、外側の2本は「200」間隔でどちらも
「240」間隔の便器の取り付け穴には使用できない

そこで、CWA-101Aを参考に、取付プレートの下の金属板@を製作した

 金属板とプラスチックの洗浄便座取付プレートを、「140」間隔で
 皿ネジ(M5×8)Aと 製作した四角ナットBで固定


 金属板と便器を、「240」間隔で皿ネジ(M5×80)C
 丸ワッシャ(M5×φ22)D長ナット(M5×25)Eで固定

部品は全てミスミで調達

@

金属板
ミスミCナビで設計した板(長方形の板にφ6.5キリ穴4つ) 1枚
JTEA-SUD-A116-B300-T1.5-X56-F56-Y30-G270-N6-L56-S80-W140-NA6 をミスミ特注見積もりで上の角2つをC40で落とす追加工を依頼した 約¥3,000
 ※<2>のネジ穴加工も追加工依頼可能かもしれません
     自分でできるので頼みませんでした

 参考図面はこちら

A

皿ネジ M5×長さ8o 2本

B

四角ナット
ミスミCナビ
で設計(長方形の板にM5のネジ穴1つ) 2個
JTDA-SUD-A22-B17-T3-X0-Y8.5-N0-L11-MA6 2個で約¥2,000

 参考図面はこちら

C

皿ネジ M5×長さ80o 2本

D

丸ワッシャ M5×直径22o 

E

長ナット M5×長さ25o 2個
<2>金属板@のネジ穴加工

@の金属板の4つの穴のうち、外側の2つ(間隔240)を表面から皿穴に
内側の2つ(間隔140)を裏面から皿穴に加工する

裏面から皿ねじを入れて見たところ

<3>便器固定ネジの取り付け
 Cの皿ネジを@の金属板の表から240間隔の穴に差し込む

 

 Aの皿ネジを@の金属板の裏から140間隔の穴に差し込む


 洗浄便座取付プレートをはさむようにBの四角ナットを仮止めする

 取付プレートの位置を決めたら、四角ナットを手で押さえ
 裏面からAの皿ネジを締める

<4>便器に洗浄便座取付プレート付きの金属板を固定
 便器にCの皿ネジを差し込み、Dの丸ワッシャをいれ
 Eの長ナットで締め付ける

  ※写真のCの皿ネジは長さ100で長すぎた。80くらいをお勧めします

 

 締め付けの際は回り止めのために、Cの皿ネジの頭を押さえておくこと
→皿ネジの頭を押さえるのに、洗浄便座取付プレートの一部加工が必要
  下欄の写真を参照

 

下から長ナットで止めるときにここが空回りするので
取り付けプレートをニッパーで六角レンチが入る分を切り取った
(今回使用の長さ100の皿ネジは六角穴付きだった)

+頭の皿ネジを採用した場合はプラスドライバーの分
切り欠きを大きめにする

 

   
<5>洗浄便座の取付け
 洗浄便座を取付プレートに差し込む

 付属品の配管を行い終了


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